2020.10月 信州旅行 行程表
【1日目】
金沢>>>赤倉温泉
移動日。当初、湯田中温泉まで行く予定だったが、鏡池にも寄りたくなり、赤倉温泉に変更。温泉が気持ちよく、翌朝にもう一度入った。赤倉温泉、好きかも。
鏡池は紅葉の最盛期で、山の斜面に日が当たると黄色が映え感動ものだった。隋神門から奥社の参道は、勾配もあり意外と疲れた。
澗満滝付近は紅葉の最盛期だったが、その先はかなり落葉していた。木戸池付近はカラマツの黄色が綺麗だった。途中で会った人の話では、横手山は既に氷点下で、雪も降っていたらしい。
紅葉期は混雑するようなので、当初訪問する予定ではなかったが、信州中野から30分ほどだったので急遽予定変更し行ってみた。運よく駐車場もすんなり停めれて、紅葉を満喫できた。滝の湯にも入った。
昨年訪問できなかった八島湿原と美ヶ原を訪問。駐車場は大混雑だったが、運よく待たずに停めれた。昨年訪問した車山肩駐車場は満車で停めれなかったが。
金沢へ帰る途中、松川渓谷で会った人が一押しだったソフトクリームを食べるために長門牧場へ寄る。ソフトクリームは牛乳っぽい味で美味しかった。
GoToトラベル東京解禁後、観光地はどこも大混雑。平日でも宿を確保するのは一苦労。しかし、帰宅後ネットで調べると、コロナ現在感染者数は再び増加に転じていた。
鳥海ブルーライン
7:00 起床
カーテンを開けて外を見ると、晴れて日も射している。しかし、鳥海山は山頂に雲がかかっている。朝食から戻り再度確認すると、状況は悪くなっていた。今日も霧の中のドライブなのか、、、。
10:00 ホテル出発
国道7号を北上、道の駅鳥海ふらっとの先を左折し国道345号へ。鳥海山へ行く前に十六羅漢岩を見学する。駐車場に車を停め十六羅漢岩を目指す。
案内板によると、海禅寺の石川寛海和尚が元治元年から明治初年まで石工と共に彫刻したらしい。22体作成したようなので、十六羅漢岩以外にあと6体あるんだな。
少し離れた岩に、作成途中か波で浸食されたか、輪郭のはっきりしない像もあった。残りの6体のひとつだろうか。
12:00 駐車場出発
鳥海ブルーライン突入。日曜日なので、ライダーさんも多い。前を走る車がゆっくりだったので、景色を楽しみながら走れた。
12:45 大平山荘到着
山荘の隣に大きな駐車場があった。展望台もあり、庄内平野を一望できる。車にカメラを取りに行っている間に霧がかかったが、その後霧は晴れ、何とか撮影できた。写真上部の灰色になった箇所はまだ雲があったところ。
標高1000mにもなると、たいぶ色付いてきてるな。鉾立展望台はさらに標高が高いので、これは期待できそうだな。ソロのライダーさんが山荘前を通過していく。ぼくも、そろそろ出発するかな。
13:40 大平山荘出発
ここから先、紅葉がメチャ綺麗だった。車を停めて写真を撮りたいが、今日は通行量が多く邪魔になりそうなので諦める。15分ほどで鉾立展望台に到着。
13:55 鉾立展望台到着
予想どおり混雑しており、一番奥の駐車場に車を停める。山頂に霧がかかっており、展望台には撮影ポイントはなさそう。歩いてここまで走ってきた道に戻って、紅葉の写真撮影。
やっぱり綺麗だわ~(^O^)/
鉾立展望台は、鳥海山の登山口でもある。ここから山頂を往復するためには、8時間40分かかる。日没までに戻ってくるには、相当早い時間に出発する必要がありそうだ。初心者は、日の長い夏季に登山する方がいいだろう。
14:55 鉾立展望台出発
象潟方面へは、急なクネクネ道が続き、一気に麓まで下る感じ。幸い、後続車は一台もなかったので自分のペースで走れてよかった。
下りきった所で、北上するか南下するか思案する。この先も天気の回復は期待薄。八幡平、栗駒山を観光する場合、金沢に帰るまで後4~5日は必要。さすがに長旅になりすぎる。ということで、南下して今晩も酒田に泊まろう。
今晩もどびしま。刺身舟盛膳、とびしま膳は当然完売。数量限定ではない板前舟も完売だった。食べたのはハーフ&ハーフ(カニ、海鮮)丼。量は半分だが、二種類食べれるのでお得。paypayで酒田市を応援しよう!で、代金も実質30%オフになった。
19:00 ホテル到着
酒田
7:00 起床
台風の影響で、2、3日はどこも天気が悪そう。北上するか、金沢に帰るか悩む。とりあえず、台風の影響が小さそうな日本海側の酒田を目指し、明日以降の天気をみて方針を決めようと思う。
11:00 ホテル出発
ナビの案内に従い、国道112号を鶴岡方面へ。出発時点ではどんよりした天気だったが、月山第一トンネルを抜けると日か射してきた。日本海側へ向かったのは正解だったみたいだ。
15:30 ホテル到着
部屋の窓から鳥海山が見えたが、残念ながら山頂は雲に覆われていた。早めに酒田へ着いたし、今日はまだどこも観光していないので、町歩きでもしてみるか。日が暮れるまで時間はあまりないので、まず一番行ってみたい山居倉庫を目指す。
酒田さんぽ ⇒ 公式HP
16:20 山居倉庫到着
山居倉庫は、明治26年に建てられた米保管倉庫だ。白壁、土蔵づくりの倉庫が9棟あり、米の収容能力は10,800トンらしい。NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケ地にもなった。
夏の高温防止のため、背後にケヤキ並木を配し、内部の湿気防止には二重屋根にする等の工夫が施されている。倉庫は部外者立入禁止で、音もするので現在では使われているのかも。事務所のような建物には、JA全農山形山居倉庫と表札が付けられていたし。
小鵜飼船という木製の舟もあった。
鵜飼と名が付くので、この辺りでも鵜飼が行われてたのかと思ったが、最上川舟運において物資の輸送するための舟だった。保存されている舟は、最上川・川舟保存会により制作されたもののようだ。
さて、もう一か所くらい行くか。
山居倉庫からも近いさかた海鮮市場を目指す。途中、漁港なのか漁船がたくさん停泊していた。船には細長いランプがたくさん取り付けられていた。夜ランプを点灯して漁をする様子を岸から見ると綺麗なんだろうな。
17:00 みなと市場到着
名前が違うなと思ったら、みなと市場の隣に海鮮市場があった。何故、同じような市場が二つもあるのだろうか。まだ閉店時間ではないと思うが、みなと市場は立ち下げモードって雰囲気だった(閉店時間は18:00でした)。
とびしまで刺身定食を食べる。これだけのボリュームで1000円とは 安い。甘エビは子持ちだったし。ちなみに、数量限定の刺身舟盛膳やとびしま膳は朝一に完売になってしまうようだ。昼の部が始まる前に整理券をゲットしておくといいらしい。
お腹も一杯になったし、ホテルに戻るかな。山居倉庫の前を通ると倉庫がライトアップされていて綺麗だった。ついでにコンビニで夜のおやつも買って帰る。店を出る時に分かったが、ファミリーマートでも地域共通クーポン使えるんだな。
18:50 ホテル到着
蔵王
7:00 起床
生憎の雨。蔵王を観光する予定だったが、麓まで移動日としよう。急ぐ必要はないので、一般道でノンビリ移動。信号停車中にふとガソリンスタンドの電光を見ると、レギュラーガソリンが142円。金沢より20円も高い。
13:00 ホテル到着
到着が早すぎてチェックインできなかった。ホテルは蔵王エコーラインの入口にあり、今のところ雨も降っていない。チェックインできるまで2時間もあるし、蔵王エコーラインを下見に行く。
14:05 賽の磧駐車場到着
霧がかかっていて、何も見えない。とりあえず、トイレ。麓はまだ紅葉していなかったが、ここまで上ってくると色付いてきていた。
14:15 こまくさ駐車場到着
相変わらず濃い霧。
遊歩道があったので、歩いていくと展望台があった。ちょうど居合わせた御夫婦と紅葉の話で盛り上がる。霧の中、奥さんが動画を撮っているのを見てると、ぼくも写真が撮りたくなり車にカメラを取りに戻る。
(^O^)
カメラを取りに戻った5分間に霧が晴れたようだ。山の天気は本当に変わりやすいんだな。それにしても、すばらしい景色。山肌がむき出しの崖から滝が流れ落ちる不帰の滝。右の方にも滝があり、こちらは振子滝。山肌の黒い辺りに御釜があるのかな。
15:00 大黒天駐車場到着
工事関係の車しか停まっていない。山頂を見ると、まだ霧で覆われていそうだ。ここから山頂のレストハウスまで10分程度だが、御釜は明日の楽しみに残しておこう。(実は行っておいた方がよかったのかも)
大黒天駐車場でUターンし、来た道を引き返す。一回走った道なので、霧が出ても余裕。紅葉が綺麗な場所を見つけたら、路肩に車を停めて写真を撮ったりしながらホテルへ戻る。すばらしい景色も見れたし、旅行中の御夫婦とも話出来たし、下見してよかった。
15:45 ホテル到着
翌日、
霧かかってる(´-ω-`)
予報では晴そうな感じだったのにな。山の天気は分からないな。朝は気温が低いから霧がかかっているのかもしれない。グダグダしてても仕方ない、天気が良くなると信じるしかないな。
10:00 ホテル出発
賽の磧駐車場に着く前から、もう霧の中。山頂まで30分程度なので、このまま行っても山頂は真っ白で御釜は期待出来ないだろう。途中の駐車場で時間潰しをしながら山頂を目指す。
12:00 大黒天駐車場到着
今日は結構車停まってるな。雨は降っていないので、車を降りて散策。道路の反対側に遊歩道があった。
石造りの小さな大黒様が祀ってあることからこの名が付いたらしい。供養の石碑群が立ち並んでいるようだが、どこにあったのだろう。それとも、もっと先にあるんだろうか。ちなみに、刈田岳へは約60分で行けるとの事。熊でるかもだけど。
階段を上りきると、山肌がむき出しの荒涼とした風景が広がっている。この辺り、木々もかなり色付いていて、紅葉が綺麗だった。
いよいよ山頂へ、御釜は見れるのか、、
蔵王ハイラインを走っている時点で既に霧の中。目の前のセンターラインを見ながらでないと走れないレベル。
12:45 山頂レストハウス到着
どっちに歩けばいいのかも分からないなか、案内板をたよりに御釜展望台を目指すが、、
(´;ω;`)ウゥゥ
神様の意地悪。薄っすらとも見えない。こんな状態でも、子供と一緒にピースをしながら記念撮影するお母さんは逞しいなと思った。
帰路、何と道を間違えて刈田岳山頂まで行ってしまった。レストハウスから御釜展望台まで数百m、それでも間違うって相当危ない。急いでレストハウスへ引き返す。
レストハウスに戻って、お土産を物色したり、山形名物の玉こんにゃくを食べたりして粘るも、霧は晴れそうにない。諦めて山形方面に蔵王エコーラインを下った。
14:55 山頂レストハウス出発
下りだしても、しばらくは霧の中。センターラインを見ながら、慎重に山道を下っていく。ようやく霧が晴れた所はまだ紅葉しており、何とか蔵王エコーライン山形側の紅葉も見る事が出来た。
16:10 ホテル到着
蔵王観光のハイライト、御釜を見れなかったのは残念だった。しかし、駒草平や大黒天のすばらしい景色と紅葉、旅先で出会った人とお喋りで盛り上がったり良い事もあった。総合評価は69点ってとこかな。
いつかリベンジだ
磐梯吾妻スカイライン
磐梯吾妻スカイラインは、高湯温泉と土湯峠を結ぶ全長28.7kmの観光道路。美しい景色とワインディングロードでライダーさんに絶大な人気があり、youtubeに走行動画が数多くアップロードされている。また、福島県の紅葉名所でもあり、ネット情報では今が見頃のようなので、是非行ってみようとなった。
今回は土湯峠から高湯温泉へ向かって走行した。
県道70号線と県道30号線が分岐する所がスタート地点。入口には「日本の道100選」(昭和62年8月10日顕彰)との看板が立っている。
まず、国見台
ここからは、磐梯山が見える。日本百名山のひとつ、いつか登山してみたい。
続いて、湖見峠
案内板によれば、磐梯山をめぐる4つの湖が一望に見渡せるとなっている。しかし、猪苗代湖以外は確認できず。横で見ていたおばちゃんが一言、
「草が邪魔で見えんわ」
たしかに邪魔かも、、(;^ω^)
この眺め、好きかも。
この後、双竜の辻。名前がカッコいいので見たかったが、場所がよく分からずスルーしてしまった。残念。
さらにしばらくすると、視界が開け、山の上とは思えないような景色が広がる。しかし、それほど道幅が広くないため、車を停めて写真を撮れないのが残念だ。
浄土平到着
磐梯吾妻スカイラインで一番の立寄りスポットだろう。レストハウスもあるので、ドライブ中の休憩だけでもいいが、駐車場が有料なので、浄土平湿原散策、吾妻小富士登山等もしたいところ。
浄土平出発
浄土平を出発しクネクネ道を下ると、車内が硫黄臭くなってくる。火山性ガスの濃度が高いためか、この辺りは駐停車禁止だったはず。
それほど紅葉してなかっらので、天狗の庭はスルー。
福島盆地を一望。
最後は不動沢橋
つばくろ谷にかかる橋。つばくろとは、イワツバメの別名で、イワツバメが谷を飛び交っていたのでつばくろ谷と呼ばれるようになったようだ。駐車場に車を停め、橋まで行ってみる。谷底からの高さ80mらしいが、それほど怖くはなかった。ネット情報によると、ここは紅葉おすすめスポットらしい。訪問時はまだ緑が多く早かったが。
この後は、クネクネ道が続くうえ、だいぶ暗くなってきたので、ホテルを目指してひたすら走った。
吾妻小富士
次は吾妻小富士に登ってみる。
吾妻小富士は標高1707mの山で、すり鉢状の大きな火口がある。麓の福島市側から見るとあたかも小型の富士山のように見えることからこの名が付いたようだ。
14:20、登山開始
登山とは書いたが、この山は頂上まで階段が整備されている。しかも、浄土平の標高が1600mなので100m登るだけだ。なので、犬を連れて登る人やスカートの女性までいた。
14:30、山頂到着w
山のサイズにしては火口が非常に大きい。木や草がほとんど生えてなく滑りやすそうだが、火口に転落したら自力で上がってこれるのだろうか。
山頂からの眺め最高
火口一周できる。時計回りがおススメのようだ。
歩き始めるも、途中で霧がかかってきたのでスタート地点へ戻る。その後、下山。登ってきた階段を下りる訳だが、上りは楽勝だったのに、下りは膝にきた。
15:04、下山完了
浄土平へ戻り、しばし休憩。この時間になると、駐車場もかなり空いてきた。再び日が射してきたので、車の中で缶コーヒーを飲みながら紅葉を楽しめた。
16:00、浄土平出発
浄土平
7:30 起床
本日は磐梯吾妻スカイラインを走って浄土平を目指す。磐梯吾妻スカイラインは、高湯温泉と土湯峠を結ぶ全長28.7㎞の山岳観光道路。美しい景色とワインディングロードでライダーさんに絶大な人気がある。
12:50、浄土平到着
浄土平は紅葉最盛期で、平日というのに駐車場は大混雑。かなり大きな駐車場だが、一番奥まで行かないと停められなかった。天文台の奥にも臨時駐車場があり、こちらは空いていた。
まずは、浄土平レストハウスへ
まず、ジョーズダイラくんでアルコール消毒。アルコールの噴出量が半端ないので、手がビチャビチャになる。トイレに貼ってあった川柳もなかなか秀逸、、笑笑
散策開始
まず、浄土平湿原
山も湿原もピークに近い紅葉と思われ、とても綺麗だった。湿原に広がるススキの原っぱは圧巻。たまらん。コロナが心配な中、これほどの人が訪れるのも頷ける。
木道を歩いていると、車道まで出た。他の人はここで引き返すが、車道の向こうに桶沼があるようなので行ってみる。
桶沼展望台に到着したが、やはり見学者は2、3人しかいなかった。紅葉がすごく綺麗なので、もっとたくさんの人に訪問してもらいたいな。
駐車場の奥に聳える山、一切経山というらしい。今も火山活動を続けている活火山で、もくもくと煙が上がっている。駐車場の係員さんによれば、ここから登れるとの事。再訪したら、是非登ってみたい。
14:15、湿原散策終了
今日は福島に泊まる予定だが、もう少し滞在していても大丈夫だろう。次は吾妻小富士に登ってみる。