苗名滝
13:13 苗名滝到着
こちらは、団体客が多かった。 苗名滝までの道は広く、勾配もきつくない。しかも、駐車場も広いので、観光バスで来るのも容易なためだろう。
名前の由来は、その昔、苗名滝が地震滝と呼ばれていて、古語辞典では地震をなえと読まれていたことによるようだ。
さすがに、地震滝は大袈裟でしょ~
という事で、いざ遊歩道へ。(^_^)/
少し歩くと、人工滝がある。
こちらは、関川1号砂防えん提。平成7年7月11~12日の豪雨で周辺に大きな被害が発生したのが原因で工事が始まり、平成16年に完成したようだ。
立派な構造物だな
自然環境と調和させるため、外観を擬石模様にしたり、イワナやヤマメが移動できるように階段式魚道を整備したりといろいろ工夫が施されている。
途中、小林一茶の歌碑があった。
「 瀧けぶり 側で見てさえ 花の雲」
瀧けぶり=滝のしぶき?、側で見てさえ=近くで見てさえ?花の雲=??とにかく、小林一茶も、苗名滝を見て感動し、この句を詠んだのだろう。
さらに歩くと、吊り橋に到着。
ここが、滝の撮影ポイントのようだ。橋の上は団体客でゴッタ返していて、揺れるので写真が撮りにくい。
ゴォーと落下音をあげる苗名滝は迫力満点だった。惣滝と違って、結構幅もあるので水量も多く、滝壺からはかなり水しぶきが上がっていた。
地震滝、大袈裟ではなかったかも、、
案内板によると、二の滝、三の滝、四の滝もあるらしい。今は歩道が通行不可で行けないみたい。
ということで、ここで引き返す。
この迫力ある滝を至近距離から鑑賞できる訳だから、団体ツアーの訪問地になるわな。滝までの遊歩道もそれほど長くなかったし。
車に戻り、休憩していると、空に晴れ間が出てきた。ホテルへ向かう前に、いもり池に寄ってみよう。
14:54 苗名滝出発